昨年の春に雨漏りの修理の依頼がありました。(原因の究明)
この写真を見て、原因がわかった人は、雨漏り博士になれます。
雨漏りがしている箇所はわかったのですが、1階の棟の付け根(壁際)でした。
ただ、原因が分からず再度原因調査にお伺いしたときの写真です。
屋根に上がって、何回もみたのですが本当に分からず、築30年近いお宅でしたので、瓦自体が駄目なのかと思い、下におりてふと屋根を見上げると・・・。
下の棟(1階の棟)が家に向かって下がっていました。写真から分かりますか?
棟が1mの長さで、壁際が3cmも下がっていました。原因は屋根下地にありました。
これでは、いくら新しい瓦をもってきても直りません。
棟を解体し屋根下地を水平にして復旧させてもらいました。
屋根からの雨漏りですが、原因は瓦だけではないんですね。