先日、雪が降った時の写真です。(2009.3.)
年に数回しか、雪が降りませんが、雪止めを付けていれば
樋を傷めることなく安心です。
平板瓦用の雪止金具です。(後付け用)
最近の瓦は、すべて釘で留めてあり、また、瓦自体に防災機能があるため、前側が気持ち程度しか持ち上がりません。
強引に持ち上げると、防災機能を損なうか、瓦自体破損することがあります。
この雪止金具は、下のパーツを瓦に引っ掛けて、上のパーツで瓦を挟み込みボルトで締めこむ構造になっております。
対応できる瓦に制限があるのと、若干、通常の雪止金具より高いことはありますが、瓦を破損することなく取り付けりことができますので、後から雪止め金具をつける方にはお薦め致します。
施工手順
@.下の金具を瓦に引っ掛ける。
A.上の金具をかぶせる。
B.スプリングワッシャを入れ、ナットで締め付ける。
C.完成です。
後付け用 雪止め金具(カラーベスト)
カラーベストの隙間に差し込み、カラーベストに引っ掛けます。
東広島 O様邸 施工完了です。(上記の雪止め金具にて施工)
勾配がきつく、落ちそうで怖かったです。
本来は足場を設置しなければいけないのですが、軽微な工事なので・・・。
2010.12.27.
現在、ハウスメーカーで建てられたほとんどの家は、すべての瓦が釘で留めてあると思います。
しかし、10年前までは、住宅金融公庫仕様というものがあり、すべての瓦を釘で留めなくてもよかった時代があります。
そういった、建物の屋根に、雪止めを取り付ける場合は、留めていない瓦をはぐり、雪止め金具を野地面に固定し、瓦を復旧致します。
雪止瓦の場合も同様で、既存の瓦をはずし、雪止瓦を留めて、復旧します。
最近の瓦は、全数釘留めが普通になってきていますので、後から、雪止め金具・瓦を施工することが困難になっています。
上の写真は、雪止め金具の施工例です。(既存の瓦に施工中)
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