(上の質問からの続きとして、読んでください。)
瓦を焼くには燃料が必要となります。
高温で焼けば焼くほど、燃料代が高くなり、瓦の単価に反映されます。
単純に粘土の原材料が同じ、生産設備も同じとして、焼成温度から、瓦自体の価格を考えますと、
淡路瓦<三州瓦<石州瓦 (安い<高い) となります。
また、瓦を原産地から運ぶのには、輸送費用もかかります。 単純に産地からの距離で値段を考えると、
広島県では、石州<淡路<三州 (安い<高い)
愛知県では、三州<淡路<石州 (安い<高い)
兵庫県では、淡路<石州<三州 (安い<高い) になります。
瓦の製造価格+輸送コスト=瓦の価格となります。
このため、同じ瓦でも、場所によって、価格に差が生じます。
(例:石州瓦では 島根県<広島県<愛知県<東京都 (安い<高い))
このように考えますと、広島県では、淡路瓦<三州瓦≒石州瓦 になると思います。
島根県では、石州瓦<淡路瓦<三州瓦 (安い<高い)になるのかな?
安い=悪い 高い=良い わけではなく、地域・気候にあったものが良いのでは、と思っています。
この回答は、各産地の瓦1枚の比較です。
瓦は、形状・色・製法・大きさ、によっても、価格が違います。
また、屋根全体で言いますと、仕様によっても、随分違ってきます。
気になる場合は、見積りをとってみては如何でしょうか?