先日の雨で雨漏りがしたと、連絡があり「雨漏り探索隊」 本日も出動です。
今回の場合、「谷板金に穴ふがあいている」との情報もあり、一時的なコーキング処理による穴埋め、そして、谷板金交換の見積りをするための現場調査が主でした。
現場についてみると、瓦の色は写真からも分かるように「うぐいす色」。
「15年 瓦屋さん してますけど 使ったことはありません・・・。」と、心の中で思いつつ。
この色、今でも あるんだろうか? と、またまた、心配になってしまいました。
《谷板金を交換する場合、谷瓦を切りなおすので、いくらか、別に瓦が必要となります。また、棟部も一部解体しますので、悪い瓦は除き、新しい瓦を使用します。》
穴は3か所あいており、今にも穴があきそうな状態のところが1か所ありまして、しっかり、コーキングによる穴埋め処理を施して帰りました。
施主の方に「銅板は永久に持つって聞いていたんだけど・・・。」と、聞かれました。
「一時は、そういうふうに言われた時代もありましたが、酸性雨のせいですかね。穴があきやすいんですよ。」と、納得しやすい答えで、答えておきました。
実際、穴があいている箇所は、瓦から谷板金に集中して雨が流れおちる箇所で、水の力によるものが多分にあると思われます。(長年の水滴で石に窪みができるのと同じ現象)プラス、酸性雨のせいなのでしょうかね。
2009.11.3.