本日から、東広島のT様邸 瓦屋根葺き替え工事 着工です。
まずは、外部足場の設置です。
2m以上の高さで作業を行う場合は、転落防止措置をしなければならないため、法令に従って足場を設置しております。このあと、メッシュシートを貼り、万が一、物が落ちても外に飛散しないようにしています。
万が一、事故が起こった場合、民事的責任・刑事的責任・社会的責任の3つの責任をとらなければいけません。その万が一を防ぐためにも、足場は必ず必要なのです。
この現場にくる途中、別の屋根屋さんが足場も設置せずに仕事をしておりました。もし、転落災害がおき、最悪のケースになった場合、誰が責任をとるのでしょう。そこに住む人(施主様)は、ずっと嫌な思いをしながら、そこに住み続けなければなりません。 (自分は大丈夫と思っているのでしょうか?)
昨日もお付き合いのある建設会社で安全大会があり、ビデオを見ました。その中で、「自分達が法律をおかしていることに、気づかないこと事態が問題である。」と、言われていました。足場を設置せずに、屋根の工事をする、まさにそれがこのことを示しています。
足場代と人間の命 どちらが高いのでしょうか?
答えは誰でも知っているはずです。
しかし、リフォームの場合、多くの屋根屋さんが足場を設置していないことも事実なのです。嘆かわしいことです。
2009.11.25.