お世話になっている、CS課のYさんから、
「昨年の11月頃から、2階の天井にシミができ、大きくなっているんだけど、雨漏りだとおもうのだが、原因がわからないから調査してもらえないか」
と連絡があり、雨漏りの調査に行ってきました。
まず、2階のシミ部分を確認して、天井裏に上がらさせてもらいました。昨年12月に、Yさんが確認したときは。、なにもなかったとのことでした。
しかし、今回は・・・。
断熱材の上に、直径4cmくらいの水たまりの跡を、みつけました。
再度、雨漏り位置を確認して、屋根へ・・・。
外見は、まったく問題がありません・・・。どこから雨漏り・・・?という感じです。
雨漏りしていると思われる周辺の瓦をめくると・・・。
わかりますか?
瓦を引っ掛ける木(瓦桟木)が茶色くなっています。下地材には、水が流れた痕跡はなく、あやうく見落とすとこでした。瓦桟木を留めている釘の周辺も、若干色が・・・。
築17年くらいの建物で、瓦の破損は全くありません。まだ、10年以上は問題なく使えると思います。
しかし、17年という歳月で、瓦の重なり部分の少しの隙間に「ホコリ」が蓄積し、それが綿のように、水をジワジワとすいあげ、瓦の裏面に流れ込み、瓦桟木を伝い、留めつけ釘を通して、屋根裏から天井へ、というプロセスで、シミを作っていったのではないかと思われます。
原因はホコリ
瓦を拭いて、ホコリをとってあげれば、問題は解決できます。
雑巾で拭いて瓦をもとにもどしておきました。これで、大丈夫!
何回か、こういう雨漏りを見ています。風雨にさらされる屋根瓦、ちょっとしとことでも、雨漏りになるんだということを、再確認した1日でした。
2009.1.16.